OSC2019 Osaka行ってきました
昨日、OSCがあるということで行ってまいりました。主に知識蓄えを目的としていたのでセミナーを見に行ったといったところです。構築に関することしたいからそれらの知識おさえておこうという目的もあります。具体的な内容は自分でメモしてたノートにあるのですがここには雑にですが感想程度でとどめておきます。
◆Pacemakerで学ぶHAクラスタ
主にロードバランサー機能のお話。pacemakerのお話よりロードバランサーの話という感じ。
フェイルオーバータイプのロードバランサーでHAポートが何らかの事情で通信不能となったときにスタンバイ系もアクティブになって競合させる状態を「スプリットブレイン」っていう名称があったのは知らなかった。
過去、あの現象になって困ることはあって手動で修正した記憶がある。
この対策としては、対抗のノードを別経路でハードウェア制御ボードで強制ダウンさせるという方法があるみたい。
他にはスタンバイ側からping打って応答がなければサービスを立ち上げるってやり方もあるみたい。
私はバラクーダ製のロードバランサーとbondingくらいしか触ったことないので暇できた時くらいに検証してみよと思った。
◆Zabbix4.0、MIRACLE ZBX4.0の新機能解説
タイトルどおり、Zabix4系の新機能に関すること。
自分はZabbix3.0までしか触らなかったし4系の公式ドキュメント見ればわかるかなと思ってたけど知るには良い機会だった。
紹介された4系で変更になってるのは下記の通り
・UI
ホストグループの階層化
タブの「イベント」は「障害」に名称変更
見た目変更
・障害検知
イベントタグの追加
イベント相関の追加
・アイテム
ログバースト処理追加
依存アイテムの追加
障害の手動クローズ機能
アイテムの保存前処理の追加
アイテムタイプのエージェントを追加
・監視データ
◆Docker Compose 徹底解説
DockerやDocker Composeについての解説。使ったことないけど徹底解説というだけあって濃厚かつわかりやすかった。 現職に居るならこれから使う機会はありそうだし覚えていたほうが得と思ったので個人的にはちょうど良い機会に恵まれた。
まず、Dockerの意義から解説されていた。これは、「コンテナ実行に必要なパッケージ化(Linuxのfsをdockerイメージと)してコンテナを動かす」ということ。冷凍食品みたいですね。私は、OpenVZとか簡単に触ったことあるからDockerも大体イメージつきやすかった。
Dockerの次はタイトル通りDocker Composeの話。複数コンテナ立ち上げるにしても毎回同じ立ち上げるコマンド(docker run)を打つのはナンセンス。そこで一気に立ち上げることを実現できるのがdocker compose。docker-compose upを打つとymlの定義ファイルを参照して特定コンテナを立ち上げるといったことが可能になる。
具体的なコマンドを紹介してくれたのでどうすればよいかってのはわかりやすかった。
今月からはじめた転職活動が無事終わればDockerもあわせて検証してみようと思わされた。